5歳の時、彼らはジャイヴしてたわ!
6歳の時、彼らはキックしてたわ!
あんたのママは知らない
あんたのシスターがどこでヤッてたか
やるのよ!行くのよ!
悪魔の門へドライヴよ!
悪魔とドライヴするのよ!
1974年(昭和49年)5月5日、スージー・クアトロ「悪魔とドライヴ」(東芝EMI)が日本で発売された。
同年の国内ヒットソングといえば…
1位「なみだの操」/殿さまキングス
2位「あなた」/小坂明子
3位「うそ」/中条きよし
4位「ふれあい」/中村雅俊
5位「恋のダイヤル6700」/フィンガー5
長島茂男(巨人)の現役引退、ガッツ石松がボクシング世界チャンピオンになり、北の湖が史上最年少(21歳2か月)で第55代横綱昇進、セブン-イレブン東京都江東区に第1号店を出店、プリーツスカートやバギーパンツが流行した年でもある。
50年以上のロックキャリアを誇るスージー・クアトロ。
革のジャンプスーツをタイトに着こなし、ベースを弾きながらロックをプレイする彼女のスタイルは、女性ロッカーの草分け的存在として音楽界に大きな足跡を残している。
1950年6月3日、アメリカのミシガン州デトロイトで生まれた彼女。
ジャズメンであった父親のもと5人兄弟の4番目の子として育つ。
7歳から父のジャズバンドでボンゴを叩き出し、ローカルテレビでダンサーを経験した後、1964年に姉のパティとガールズバンドを結成。
当初はモータウン系のR&Bを中心に歌いながら、地元デトロイトを拠点にMC5やジェファーソン・エアプレインらとアメリカ各地をツアーで回る。
1968年にヴェトナムへと渡り、アメリカ兵達の前で演奏をする経験の中でロックの洗礼を受ける。
その後、新たなにハードロックバンドを結成し、ベースを弾きながら歌うスタイルを確立する。
1971年、地元の小さなライブハウスでプレイしていた彼女をミッキー・モスト(アニマルズやドノヴァンのプロデューサー)が偶然発見し「イギリスへ来ないか?」と誘う。
6ヶ月後…二十歳を迎えていた彼女は「このチャンスに賭ける!」と決断し、単身イギリスへと渡る。
ミッキー・モストは、まず1年半かけて彼女をプレイヤーとして徹底的に鍛えあげるためレッスンに通わせる。
その後、RAKレーベルを設立して“期待の新人スージー・クアトロ”を世に送り出す万全の体制を整えた。
そして1973年、シングル「Rolling Stone」でデビューを果たす。
しかし、デビューシングルは不発に終わり…すぐさまミッキー・モストは“次の手”として (後に)ブロンディなどへの曲提供で知られるマイク・チャップマンとニッキー・チンに曲を依頼する。
当時流行していたグラムロックを意識して、彼女に革のジャンプスーツを着るよう提案し、2ndシングル「Can The Can」を放つ。
ミッキー・モストの“読み”は大当たりし、同曲はまたたく間に全英No.1に輝く。
同年に発表した1stアルバム『Suzi Quatro (サディスティック・ロックの女王)』も勢いに乗って大ヒットを記録。
同アルバムからシングルカットされた4曲が全英でトップ10に入るという快挙を遂げる。
翌1974年には、日本やオーストラリアなどにも人気が飛び火し、追い打ちをかけるように放った5thシングル「Devil Gate Drive(悪魔とドライヴ)」が再び全英No.1を記録する。
続けて発表された2ndアルバム『Quatro(陶酔のアイドル)』や6thシングル「The Wild One(ワイルド・ワン)」もビッグヒットを記録し、彼女は女性ロッカーとして不動の人気を手に入れる。
音楽を始めた当初はR&Bに傾倒していたものの、ヴェトナム基地での演奏をきっかけにハードロックへ移行し、さらにミッキー・モストによって徹底的に歌と楽器演奏を教え込まれた彼女。
その自信の表れが、彼女の言葉にみなぎっている。
「アメリカ生まれの私がイギリスからデビューしたからってなによ!ロックに国境がある?」
こちらのコラムの「書き手」である佐々木モトアキの音楽活動情報です♪
宜しくお願い致します。
【佐々木モトアキ×Keith “唄うたいと雷神”】
6月18日(土)金沢JealousGuy
6月19日(日)富山・高岡GOOD FELLOWS
6月25日(土)高円寺MOONSTOMP
7月22日(金)青森Be on café 222
7月23日(土)岩手・二戸 HOUSE OF PICNIC
7月24日(日)秋田Yuki’s Hookah Bar(昼公演)
7月24日(日)秋田Yuki’s Hookah Bar(夜公演)
↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12733597546.html
【歌ものがたり2022 雨ニモマケズ風ニモマケズ】
5月3日(火・祝)福岡・みやま市 暖古扉(だんぶるどあ)
5月4日(水・祝)大分・日田Chewing Gum
5月14日(土)横浜Bar Brixton Market
5月15日(日)静岡・三島 ぐらBar’s
5月21日(土)群馬・前橋 呑竜横丁
5月27日(金)名古屋ROLLINGMAN
5月28日(土)和歌山OLD TIME
5月29日(日)大阪 大きな輪
6月3日(金)小倉Bar Disa
6月4日(土)福岡Bar KINGBEE
6月5日(日)行橋Rock ‘n Roll Bar Memphis
6月10日(金)広島Jammin’ bar
6月11日(土)広島・呉Albatross
6月12日(日)岡山Record BAR COZY
6月17日(金)新潟Gallery Bar Veronica
6月18日(土)金沢JealousGuy
6月19日(日)富山・高岡GOOD FELLOWS
6月25日(土)高円寺MOONSTOMP
7月2日(土)北九州・黒崎 居酒屋 中村屋
7月3日(日)大分・宇佐 音小屋REBOOT
7月8日(金)福岡Bassic Rock Fes. 2022前夜祭@graf
7月9日(土)佐賀 雷神
7月10日(日)長崎 タンゲ食堂
7月16日(土)米子Music Bar Hana Hana
7月17日(日)鳥取LOVE FLASH FEVER
7月18日(月・祝)松江B1
7月22日(金)青森Be on café 222
7月23日(土)岩手・二戸 HOUSE OF PICNIC
7月24日(日)秋田Yuki’s Hookah Bar(昼公演)
7月24日(日)秋田Yuki’s Hookah Bar(夜公演)
7月30日(土)静岡・御前崎Cook House椿
7月31日(日)愛知県・東海市Funky LIVE Dinerダイナマイト
8月6日(土)東京(調布市)柴崎RATHOLE
↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12733736025.html
佐々木モトアキの楽曲「You」のミュージックビデオです♪
映像編集、ポートレート(写真)撮影共に、佐々木モトアキ本人が手掛けております。
とてもシンプルな技法ですが、何よりも登場する皆さんの表情が素敵です
![✨](http://s.w.org/images/core/emoji/11/72x72/2728.png)
人が“目を閉じている”表情。
その“瞼(まぶた)に浮かんでいる”誰かの顔。
繋がってゆく“一人ひとりの想い”が、100通りの、いや1000通りのドラマを描いてくれています。
![](http://www.tapthepop.net/wp/wp-content/uploads/2016/10/Blog_042517-1200x673-600x337.jpg)
佐々木モトアキ
執筆、動画編集、音楽・食・商品・街(地域)に関わるPRなどなど…様々なお仕事承ります。
例えば執筆・編集のお仕事として、、、
「ロック」「ジャズ」「ブルース」「R&B」「シャンソン」「カントリーミュージック」「フォークソング」「歌謡曲」「日本の古い歌」など、ほぼオールジャンルのページ企画・特集に対応いたします。
ライブイベントの紹介・宣伝文や、アーティストの紹介文なども対応できます。
音楽以外のライティングとして、WEBページの作成・リニューアル、各種パンフレット作成に伴う「店舗のご紹介」「メニューご紹介」「企業・会社のご紹介」「商品のご紹介」などなど様々なPRに関わるお仕事も承ります。
音楽、人、食、商品、街(地域)…私たちが関わるものすべてには“ものがたり”があります。
あらゆるものに存在する、ルーツや“人の想い”を伝えながら「誰が読んでもわかりすい読み物」をお作りいたします
![✒](http://s.w.org/images/core/emoji/11/72x72/2712.png)
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【佐々木モトアキ プロフィール】
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【TAP the POP佐々木モトアキ執筆記事】
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