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Channel: 佐々木 モトアキ – TAP the POP
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Save The Last Dance For Me(ラストダンスは私に)〜車椅子の作詞家が最愛の妻に贈った究極のラブソング

あなたの好きな人と 踊ってらしていいわ やさしいほほえみも その方におあげなさい けれども 私がここにいることだけ どうぞ忘れないで ダンスはお酒みたいに 心を酔わせるわ だけどお願いね ハートだけはとられないで そして私のため残しておいてね 最後の踊りだけは あなたに夢中なの  いつかふたりで だれもいない処へ  旅に出るのよ どうぞ踊ってらっしゃい 私ここで待ってるわ...

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I Love Paris〜“Mr.アメリカンメロディー”と呼ばれた男コール・ポーターが手掛けた珠玉のラブソング

私は春のパリに心引かれる 私は秋のパリに心引かれる 物凄く暑い夏のパリに心引かれる 霧雨に煙る冬のパリに心引かれる この「I Love Paris」は、1953年にブロードウェイミュージカル『 Can Can (カン・カン)』の劇中歌として作られた楽曲で、以降はジャズのスタンダードナンバーとして多くのアーティストに愛されてきた名曲だ。...

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身も心も疲れ果てて〜トム・ウェイツ27歳

♪Tom Traubert’s Blues (Four Sheets to the Wind in Copenhagen)/トム・ウェイツ Wasted and wounded, it ain’t what the moon did Got what I paid for now See ya tomorrow, hey Frank can I borrow A couple of bucks...

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チュニジアの夜〜アフリカ、アラビア、キューバの文化が混ざり合ったビバップの名曲

月はいつもと変わらず空高く昇り 夕焼けに染まり赤く輝いている でもこのキラキラと輝くチュニジアの夜ほど まばゆく輝く夜を他に知らない 星たちはダイヤモンドのように光り まるで天国にいるよう でもこのはてしない砂漠の夜を通り抜けるすべは この溢れんばかりに輝く星たちの導きだけ そのこと知っているのは賢者だけ チュニジアの夜。...

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イアン・マクレガン追悼〜スモールフェイセスからフェイセズへ〜

2014年12月3日、スモール・フェイセス及びフェイセズのメンバーとして知られるキーボードプレイヤーのイアン・マクレガンが天国へ旅立った。 亡くなる前日に脳卒中を起こし、この20年住んでいる米テキサス州オースティンで家族や友人に看取られる中、運ばれた病院で永眠したという。69歳だった。...

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恋はみずいろ〜全盛期のビートルズの売り上げを超えた!?インストゥルメンタルの金字塔

甘い、甘い、恋は甘いわ 私の世界は甘いの あなたの腕の中にいれば 甘い、甘い、恋は甘いわ 私の世界は甘いの あなたのそばにいれば 青い、青い、恋は青いわ 私のこころをやさしく揺らす 恋するこころを 青い、青い、恋は青いわ 空のように あなたの目の中でたわむれる 1968年2月10日、全米のミュージックチャート史において歴史的な出来事が起きた。...

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Jump Jump〜ガーランド・ジェフリーズがジョン・レノンに捧げた歌

ニューヨークのブルックリンで生まれたシンガーソングライター、ガーランド・ジェフリーズ。 アフロアメリカンの父親とプエルトリカンの母親との間に誕生した彼の音楽は、ブルース、ロック、ソウル、フォーク、ジャズ、レゲエなどなど…その血も生まれ育った環境も含め、まさに“人種の坩堝(るつぼ)”を体現している。 そのキャリアのスタートは1960年代後半に組んだGrinder’s Switchというバンドだった。...

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ジョン・レノン27歳〜敏腕マネージャーの死、インド哲学への傾倒、そしてヨーコとの関係を深めていく日々〜

1967年10月9日、ジョン・レノンは27歳の誕生日を迎えた。 この頃のジョンは深い悲しみの中にいた。 “ビートルズを売り出した男”として知られる男、敏腕マネージャーのブライアン・エプスタインはロンドンの自宅のベッドの上で死体となって発見されて…まだ2ヶ月も経っておらず、ビートルズは混乱と不安を抱えながら日々を過ごしていた。 ブライアンがこの世を去った1967年8月27日。...

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Walk Out To Winter〜ジョー・ストラマーが歌詞に登場するアズテック・カメラの冬ソング

冬に向かって歩き出そう  僕はそうするって決めたんだ 寒さが君の目を覚ます  どうしようもなくなって 君は初めてなぜなんだろうと考える 彼らの名はアズテック・カメラ。 スコットランドの中南部にある工業都市イースト・キルブライド出身のロディ・フレイム(ボーカル&ギター)を中心としたグループだ。...

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I Don’t Want To Talk About It〜ドラッグで死んだ作者、その名曲を十八番にしたロックスター、小さなライブハウスで唄い継ぐ女性シンガー

この歌は、スコットランド出身のロッド・スチュワートが本格的にアメリカ進出を賭けて発表したアルバム『Atlantic Crossing』(1975年)の中でカヴァーし、広く知られるようになる。 オリジナルはニール・ヤングのバックバンド“クレイジー・ホース”の初期メンバー(ギタリスト)として活躍したダニー・ウィッテン。 ダニーは1971年にこの曲を発表し、翌年に29歳の若さでこの世を去っている。...

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時代おくれ〜バブル景気の真っ只中に阿久悠が見据えていた“日本の姿”とは?

一日二杯の酒を飲み さかなは特にこだわらず マイクが来たなら 微笑んで 十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ 妻には涙を見せないで 子供に愚痴をきかせずに 男の嘆きはほろ酔いで 酒場の隅に置いて行く 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つけつづける 時代おくれの男になりたい 1986年(昭和61年)と言えば、日本がバブル景気に突入した年。...

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帰れソレントへ〜名立たるオペラ歌手たち、エルヴィス、そして美空ひばりが歌い継いできた100年以上前の名曲

ごらん、なんて美しい海だろう 豊かな感情があふれている 君の優しい言葉が 僕を夢心地にするように… ごらん、この庭を このオレンジの花の香りを感じて 繊細な香りが 心にしみ入るようだ… なのに君はさよならと言う 僕の心から遠く離れてゆく そして恋の思い出がつまったこの地からも… 本当に戻る気はないのかい? 行って欲しくないんだ 僕を悲しませないで… 帰れソレントへ 僕を助けてくれ...

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Silent Night(きよしこの夜)〜ネズミにかじられて壊れたオルガンのおかげで!?誕生したメロディー

静かな夜 聖なる夜 すべてのものは静まり輝いている 向こうの聖母と幼子の周りに集おう 聖なる見子はとても繊細で優しい 天国のように安らかに眠っている 静かな夜 聖なる夜 羊飼いたちは一目見て震えだす 遠くの天国からの光の波を 天使たちは聖歌を歌う キリスト 救い主がお生れになる クリスマスキャロルの中でも最も親しまれている歌と言えば、この「Silent Night(きよしこの夜)」だろう。...

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Fire and Rain〜鬱病を患っていた20歳のジェイムス・テイラーが紡いだ名曲

1960年代から70年代のミュージックシーンでは、社会的なメッセージを歌ったアーティストが数多く活躍した。 ボブ・ディラン、ジョン・レノン、マーヴィン・ゲイ、ジョニ・ミッチェル、ピーター・トッシュ、ボブ・マーリィ、カーティス・メイフィールドなどなど… 彼らは皆、ミュージシャンとして繊細でありながらも批判や体制に怖れない精神的なタフさを持っていた。...

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マリアンヌ・フェイスフル27歳〜酒とドラッグに溺れた波乱の時期を経て…ようやく出逢った新しい恋人との別れ

マリアンヌ・フェイスフル。 1968年に公開された映画『あの胸にもう一度』で、裸に黒革の衣装をまとってアラン・ドロンと共演し、日本の人気漫画『ルパン三世』に登場する峰不二子のモデルとなったと言われている女性だ。 1964年のデビュー当初、そのロリータ的な美貌と透き通るような歌声で一躍イギリスを代表するカルチャーアイコンとなった彼女。...

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デビュー前の青春時代〜パティ・スミス27歳〜

「パティ。僕らみたいに世界を見る奴なんて、誰もいないんだよ」 写真家ロバート・メイプルソープは、デビュー前のパティ・スミスに対していつもそう言っていたという。 1974年、27歳のパティ・スミスはニューヨークの住人となって7年目を迎えていた。 その翌年、彼女はデビューアルバム『Horses』を発表する。...

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2017 TAP the NEWS〜月別推し記事12選

2017年も最後の一日となりました。 一夜明けると、そこには新しい年が待っています。 毎週日曜日に様々な切り口から音楽記事をお届けしてきたTAP the NEWSが 2017年に公開した記事を月別ダイジェストで振り返ります。 今年もご愛読いただき誠にありがとうございました。 皆様からの「いいね!」「シェア」そして「コメント投稿」に心から感謝しております。 これからもTAP the...

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歓喜の歌〜大晦日の大定番「第九」にまつわる3分読み切り豆知識

日本の大晦日の“定番”と言えば… 世代によっては、その過ごし方も違ってくるので、今では「これ!」と言い切るのは難しい。 それでもやはり12月31日〜元旦の午前0時過ぎに“耳にするもの”と言えば「除夜の鐘」「蛍の光」そして…この「第九」ではないだろうか。 除夜の鐘のルーツは、寺=仏教(釈迦)なだけに大元を辿ればインドとなる。 蛍の光のルーツはスコットランドにある。...

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Where have all the flowers gone?花はどこへ行った①〜ピート・シーガーが思い描いた“理想の世界”とは?

この「Where have all the flowers gone?(花はどこへ行った)」は“アメリカンフォークの父”と呼ばれた男、ピート・シーガーの代表作であり、反戦歌として広く知られている。 1955年にシーガーが作詞作曲したもので、ロシアの作家ミハイル・ショーロホフの小説『静かなドン』で引用されているコサック民謡の歌詞にヒントを得たのだという。...

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蒲田行進曲〜ブロードウェイ舞台の主題歌が数々の伝説を生んだ松竹蒲田撮影所の所歌に!?

どこかノスタルジックなムードが漂うこの活気溢れるメロディー。 つかこうへい作・演出の戯曲で1982年に映画化された『蒲田行進曲』(松竹)の主題歌として知る人が多いのではないだろうか? 今日はこの歌のルーツと誕生の経緯をご紹介します。 この歌の原曲は、1925年にニューヨークのブロードウェイで初演されたオペレッタ『放浪の王者』劇中歌の一つ「Song of the Vagabonds」である。...

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