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Channel: 佐々木 モトアキ – TAP the POP
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蒲田行進曲〜ブロードウェイ舞台の主題歌が数々の伝説を生んだ松竹蒲田撮影所の所歌に!?

どこかノスタルジックなムードが漂う、活気溢れるメロディー。つかこうへい作・演出の戯曲で、1982年に映画化された『蒲田行進曲』(松竹)の主題歌として知る人が多いのではないだろうか? 今日はこの歌のルーツと誕生の経緯をご紹介します。 この歌の原曲は、1925年にニューヨークのブロードウェイで初演されたオペレッタ『放浪の王者』劇中歌の一つ、「Song of the Vagabonds」である。...

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グレープフルーツ・ムーン〜誰もいなくなった閉店後の仕事場で作曲をしていたトム・ウェイツ

幼い頃に両親の離婚を経験したトム・ウェイツは、12歳から母親と共にサンディエゴで暮していた。15歳になった頃からピザハウスで深夜の雑役をこなす。その仕事内容は、閉店後から明け方にかけての皿洗いやフロアの掃除だった。...

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Goodnight Saigon〜ビリー・ジョエルが紡いだ究極の反戦歌

「Goodnight Saigon」は、ビリー・ジョエルが1982年にリリースしたアルバム『The Nylon Curtain(ナイロンカーテン)』のA面ラストに収録されていた。...

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「スペイン革のブーツ」と「木綿のハンカチーフ」

ボブ・ディランと太田裕美。 ローリング・ストーン誌が選ぶ“歴史上最も偉大な100人のソングライター”において第1位となった男と、1976年に日本で(山口百恵をおさえて!)最も活躍した女性アイドルとの間に“ちょっと面白い話”があるという。 1964年、ボブ・ディランが23歳の時にリリースした3作目のスタジオアルバム『The Times They Are...

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チューリップのアップリケ〜貧しさと矛盾に対して放たれた強烈なプロテストソングの誕生経緯

まずは… あの“エンケン”こと遠藤賢司(純音楽家)が生前に語った言葉をご紹介します。...

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テネシーワルツ物語・前編〜鼻歌とマッチ箱から生まれた永遠の名曲

カントリー、ポップス、ジャズ、ブルース、R&B…そして西洋、東洋、女性、男性を問わず数え切れないほどの歌手がカヴァーしてきた「Tennessee waltz」。 多くの人々に愛されてきたこの稀代の名曲は、実は車の中での“鼻歌”から生まれたという。 ♪「Tennessee waltz」/ノラ・ジョーンズ&ボニー・レイット それは今から約70年前…1946年の出来事だった。...

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テネシーワルツ物語・後編〜江利チエミが愛した歌、彼女を愛した高倉健

戦後間もない1947年頃、日本にはアメリカの文化が怒濤のように流れ込んできた。 当時の若者たちは、アメリカの映画に熱中し、アメリカのポップ音楽に耳を傾けていた。ラジオや街のそこかしこから聴こえてくる耳新しい歌の中でも、この「Tennessee waltz」は、特に日本人の心を惹きつけたという。...

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パブロックの雄が放った珠玉のメッセージソング〜平和、愛、そして理解しあう事のどこがおかしいんだい?

「(What’s So Funny ‘Bout) Peace, Love, and Understanding」/ニック・ロウ 僕はこの荒れはてた世界を歩き続けながら 狂気の沙汰の中でも希望の光を探している すべての希望は枯れてしまったのか?と自問しながら この世界には苦痛と憎悪、そして貧困しか残っていないのかと…...

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First Step〜飛躍の一歩にはならなかったフェイセズのデビューアルバム

3月21日は英国ロック史に残るスーパーバンドFaces(フェイセズ)のデビューアルバム『ファースト・ステップ』がリリースされた日である。 この日にちなんで、彼らの結成の経緯(最初の一歩)をご紹介します。 ──1969年、スモール・フェイセスのヴォーカリストだったスティーヴ・マリオットは、ピーター・フランプトンと共にハンブル・パイを結成するためにバンドを脱退する。...

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名曲「500 Miles」の源流を辿る旅

2005年7月3日、名曲「500 Miles(500マイルも離れて)」で知られるアメリカの歌手ヘディ・ウエストが闘病の末に癌で亡くなった。享年67だった。 1938年4月6日、ジョージア州ギルマー郡で生まれた彼女は4歳でピアノを始め、ハイスクール時代にはバンジョーを弾き作曲をしていたという。 12歳頃から地元のフォーク系イベント(Asheville Annual Folk...

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伝説の白鯨になった男〜稀代のドラマー“ボンゾ”の神がかったプレイに酔いしれて

ロックファンの間では“ボンゾ”の愛称で広く親しまれているレッド・ツェッペリンのドラマー、ジョン・ボーナム。 ロック黄金期(60〜70年代)の音楽をかじった経験のある人間なら必ず知っていると言っても過言ではない“伝説のドラマー”である。 ロックミュージックにおいて考えられるドラムパターンは「彼が生前に叩き尽くした」とまで言われ、ミュージシャンの間では今でも崇拝されている存在だ。 Led...

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ファッツ・ドミノ〜“ロックンロールの創始者の一人”と言われた男の偉大な功績と足跡〜

それは、ローリング・ストーンズがまだデビューして間もない頃の出来事だった。ある日、ミック・ジャガーは歌詞が聞き取りにくいという、リスナーからの苦情を受ける。それに対してミックは得意気にこう答えたという。 「それでいいんだ!俺はファッツ・ドミノの歌を聴いて独特のサウンドを習得したんだ!」 後日、あるインタビューでそのエピソードを聞いたファッツはこんな風に答えた。...

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ミシシッピ・ジョン・ハートを偲んで〜70歳で返り咲いた伝説のブルースマンの偉大な足跡と功績

1966年11月2日、ボブ・ディランにも大きな影響を与えた伝説のブルースマン、ミシシッピ・ジョン・ハートがシシッピ州グレナダにて74歳で死去した。死因は心臓発作とされている。 柔らかく暖かいタッチのフィンガーピッキング・ギターと、深みのある歌声で人気を博したその音楽人生は、まさに“返り咲き”という言葉がふさわしいものだった。...

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恋はみずいろ〜全盛期のビートルズの売り上げを超えた!?インストゥルメンタルの金字塔

1968年2月10日。全米ミュージックチャート史において、歴史的な出来事が起きた。フランス人アーティストによるインストゥルメンタル楽曲が1位に輝いたのだ。 その記念すべき曲の名は「Love Is Blue」。フランス語の原題は「L’amour est bleu」、日本タイトルは「恋はみずいろ」と付けられた。...

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越路吹雪と岩谷時子〜宝塚時代から厚い友情を重ねつづけた二人の出会い

1939年の春、宝塚歌劇学校を卒業して初舞台を踏んだばかりの越路吹雪は、生涯の友となる岩谷時子と出会う。 「彼女が永眠するまで、ただ一度も争うことなく、時の流れと共に厚い友情を重ねてこれたのは宿縁としか考えようがない。」(岩谷時子)...

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越路吹雪のFirst Step〜宝塚歌劇学校での日々、エデイット・ピアフとの運命的な出会い

越路吹雪は、日本の元号が「昭和」になる前、大正13年(1924年)に生まれた。戦中から戦後は宝塚男役スターとして活躍し、1951年に宝塚を退団した後は“日本のシャンソンの女王”と呼ばれるまでとなった稀代の歌手である。 彼女にはいくつもの浮世離れした逸話が残っており、その“伝説”は今も語り継がれている。そんな日本を代表する歌姫が、どんなきっかけでシャンソンを歌い始めたのか? 越路吹雪の“First...

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越路吹雪27歳〜“宝塚のシミ”は、洗ってもこすっても簡単に消えるものではなかった

昭和12年(1937)。後に越路吹雪となる13歳の少女、河野美保子は宝塚歌劇学校に入った。日中戦争が起き、日本は大陸侵略戦争に突っ走っていた頃だった。そんな戦中から戦後、彼女は宝塚の男役スターとして活躍した。...

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マイケル・ジャクソンとクインシー・ジョーンズ〜初挑戦となった映画の稽古場での出会い、本当の意味でのソロキャリアのスタート

1977年、当時19歳だったマイケル・ジャクソンに大きな転機が訪れる。ミュージカル映画『The Wiz(ウィズ)』への出演が決ったのだ。 俳優として初仕事となったこの映画出演は、その後の映像作品やダンスパフォーマンスにおいて重要な意味を持つこととなる。ジャクソン5(ジャクソンズ)として活動していたマイケルにとって、それは特別な意味を持つ挑戦だった。...

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We Are The Worldの舞台裏で…

1984年、マイケル・ジャクソンは名実ともに絶頂期を迎えていた。 当時、マイケルはテキサス州のがん研究施設から救い出された3歳のチンパンジーを引き取って、どこへ行くときも同行させていた。...

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ヨコハマの歌〜煙草が似合う俳優達が歌い継いだブルースのルーツ

「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」は、俳優の藤竜也、原田芳雄、松田優作、石橋凌などが歌い継いできた“ヨコハマ”の名曲だ。 ♪「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」/松田優作 1960〜70年代というのは、戦後のベビーブームで生まれた団塊の世代による「新しい若者文化」が台頭してきた時代だった。...

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